鹿苑

人工知能を持った最先端の鹿

超特急と食べ鉄の旅 ~復習編~ ③

 

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超特急のおたくが「超特急と行く!食べ鉄の旅 台湾編」を参考に台湾に行った話です。

 

さて、最高のお宿でフカフカのバスローブとほど良い硬さのベッドを堪能し、2日目の朝を迎えました。お肉さん(※台湾旅行の連番相手)がどうしても食べたい台湾の朝ごはんがある、ということで早起きしてお目当てのお店へ向かいます。推しに似て朝に弱いのですが、重い足を引きずり、雨の台湾を歩くこと15分…刈り上げ率95%の学生と通学路を共にし、ついにたどり着いたのがこちら。

 

永和豆漿大王

永和豆漿大王 復興南路 - 忠孝復興駅周辺/台湾料理 [食べログ]

このお店でいただける台湾名物・豆漿(トウジャン)という食べ物がどんなものなのか、お店に入るこの時まで知りませんでした。(帰国後しばらくの間、豆漿を狂ったように食べ続けることになるのですが…)

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こちらが鹹豆漿(シェントウジャン)です。

接写すぎる写真しかない痛恨のミス。

豆乳にお酢や塩分を混ぜるとホロホロとした塊になり、ヘルシーかつ腹持ちが良すぎる一品。ネギや干しエビ、揚げパンなどが入っています。最初の一口は決して「おいしい!!」とはならないのですが、ジワジワと「え?なにこれ止められない」となる魅惑の豆漿…

現地の方は豆漿と蛋餅(ダンピン)というクレープ生地に具材が巻かれたものを注文することが多いようです。なんと永和豆漿大王は24時間営業!豆漿=朝ごはんとはいえ、人によって朝の定義が違うもんね。台湾すごい。

腹持ちが良すぎるのが唯一の欠点かな…シェアしてもいいかもしれません。

近くに公園があったので軽く食後の運動してからホテルに戻ります。

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台湾の公園には健康器具がいっぱい!

 

このあと龍山寺を経由して十分のランタン飛ばしへ向かいます。龍山寺はカットしようかと思いましたが

 

 

ということでカイくん、タカシくんチームが龍山寺を参拝するようなので簡単にレポします!

台北駅からMRT板南線で2駅、さらに駅から徒歩1分とアクセス抜群の龍山寺

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寺と電光掲示板という馴染みのなさ…人気の観光地なだけあって日本のツアーや現地の方々の日課などで境内は賑わっています。(ちなみに訪れたのは平日)

 

おみくじは無料ですが、日本と違って引くまでが大変…!

運勢を占うものではなく、いま抱えている悩みに対して神様からのアドバイスが書かれているのだとか。そもそも、神様にお伺いを立て、OKが出なければおみくじを引くことさえできないそうで…

簡単に説明すると

そこに赤く塗られた三角の石が2つあるじゃろ?表と裏が出たら悩みを聞いてあげてもよいぞ!出なかったら出るまでやって!ただ3回やってもダメだったらきょうは諦めてまたくるのじゃぞ…

って感じでした…(悩みを聞いてもらったあともおみくじを引くまでの間にさらにミッションがいくつかある)

時間に余裕を持ち、挑むことをおすすめします。

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さて、おみくじを引くことができたら解読です。なんとな~く良いか悪いかくらいは分かりますが…ちなみにこれは凶くらい。

社務所に日本語がわかる方がいて、翻訳をしてくれるという情報を得たので訪ねてみましたが、残念ながらこの日はお休みでした。

ということでこちらのサイトを参考にさせていただきました!

日本で作れる台湾料理: 龍山寺のおみくじ解説

全おみくじの解説が載ってます。謝謝~!

線香やロウソクを買ってお参りして(このへんは流れに身を任せてしまったので説明できず割愛)一時間ほどの滞在で龍山寺をあとにしました。ロウソクを立ててお祈りしようとした肉さんがお寺の人に横からサッと奪われて他のロウソクと適当に混ぜて立てられててかわいそうでした。

 

さて、この時点でお昼前。雨がしとしと降り始めていて、十分に向かうか、台北付近でグルメを楽しむか…作戦会議です。というのも雨が強くなればランタン飛ばしができない可能性もあるからです。でもこれは「超特急と食べ鉄の旅」の軌跡を追う旅でもある…そしてグルメを楽しむにしては朝に食べた豆漿の腹持ちが良すぎてお腹が減らない…

 

台北から食べ鉄の旅!瑞芳へ!

リョウガくんとタカシくんの軌跡を辿ります。ここまで空港~ホテル~龍山寺までMRTでの移動が続きましたが、ようやく台鐵に乗ることに!食べ鉄解禁です!(MRTは飲食禁止のため)

まずは台北から瑞芳という駅に向かいます。どの電車に乗ればいいのかわからず、電光掲示板を睨んでいると「ドコニイキタイ?」と片言の日本語で台湾の若者が話かけてくれました。

 

鹿子「十分に行きたいです」

おにいさん「十分デスネ…アー!アト5フン!9番ノ電車ノッテクダサイ!」

鹿子「え!?もう出る!ありがとうございます!」

おにいさん「瑞芳ツイタラ3番線デス!!」

鹿子&肉「謝謝!!!!」

 

優しいおにいさんのおかげで無事に乗車。瑞芳へは「普通」と「急行」列車があり、倍くらい乗車時間が違うらしいです。危なかった…

流暢な日本語で的確な案内をしていただき、同じ観光地(※奈良県民です)に住む者として頭が下がります!その節はありがとうございました!

 

優しいおにいさんに出会えなかったみなさんはこちらの時刻表を参考にしてくださいね!

交通部臺灣鐵路管理局

區間車=普通

區間快=快速

ですよ~~~~~!!!!!!

左上のメニューからLanguage(日本語)を選択するとちょっと分かりやすくなりますよ~~~!!!!!

翻訳が頑張ってる途中でかわいい~~~~~!!!!!!

 

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急いで台鐵に飛び乗ったので、持っていたおやつで食べ鉄します。(これ…じゃがポックルだ……)

 

電車に揺られること30分、瑞芳へ。

おにいさんに教わったとおり平渓線の3番乗り場へ向かうと、十分行きの列車がもう少しで出るところでした。瑞芳から十分行きは1時間に1本しか出ていないため、お気を付けください!(ここまで恐ろしいほどに上手くいくなぁ…)と思っていると

 

肉さん「ちょっ…」

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「「食べ鉄で見たーーー!!!!!」」

(※慌てて車内から撮りました)

 

そう、振り向くとリョウガくんとタカシくんが駅弁を買って食べていたベンチがあったのです!!!!ここにきて!!!初の!!!!食べ鉄・聖地!!!!!しかも!!!!偶然!!!!!!!!!!!!!!!

 

事前にしっかり予習してきたつもりでしたが、いざとなると慣れない地で移動のことなどに必死で…そういえば第11話「瑞芳」だった……ここかよ……

 

みなさん、リョウガくんとタカシくんが食べた駅弁は瑞芳から十分に行く列車が出る3番ホームにあります。たぶんこのブログ史上、最も役立つのここですわ。

 

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車内には頭上注意の貼り紙が。

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低い!低すぎる!女子供もスレスレ!!

これは超特急で1番・2番に長身の2人はさぞ大変だったでしょうな!!

 

この十分へ向かう路線には「猫村」として有名な猴硐(ホウトン)もあります。瑞芳のとなり駅の、立ち寄りやすいです。食べ鉄で2人もここでお茶をしていました。途中下車したかったけど時間の都合上また今度…

ちなみに猴硐の猫土産は瑞芳でも一部購入できちゃいます。

 

ほどよく満員の電車に揺られること35分ほど。ついに十分に到着です。

 

次回、やっとランタン飛ばします。

 

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